医療プロジェクトチームの活動 [医療プロジェクトチーム]
今回は、NPO法人生活支援センターあすくの医療プロジェクトチーム(通称m-pro)の活動についてご紹介します。あすくのm-proは、2004年に「医療関係者のための自閉症セミナー」を開催することを契機に、医師、看護師、歯科衛生士、養護教諭などのメンバーで結成されましたこのセミナーは、医療関係者に自閉症スペクトラムの障害について知ってもらい、医療機関受診をスムースにすることを目的に企画したものです。2004年9月に第1回、2005年9月には第2回を開催しました。
このブログで紹介している医療用絵カードもm-proの活動の一環として作成されました。
昨年3月には京都小児科医会の研修会にm-proのメンバーがプレゼンテーションする機会をいただきました。平日の昼間という時間帯にもかかわらず、50名以上の医師の皆様に集まっていただき、自閉症の特性や具体的な対応方法についての講義や発表を聞いてくださいました。
そして、昨年10月、京都市内の養護教諭の先生たちの集まりである京都市養護教育研究会の研修にもm-proがチームで出向いて、プレゼンテーションさせていただきました。その内容が、京都市養護教育研究会のホームページに詳しく紹介されています。
ちょっとした工夫で自閉症スペクトラムの人たちの不安や苦痛をやわらげて、スムースに診療を受けることができるようなアイディアが満載です。ぜひご覧ください。
m-proのメンバーは、とっても前向きで、やる気と行動力いっぱいで、とても頼もしい面々です。研修、絵カード作成、そして次は何を・・・とわくわくしながら考えています!
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